講演者プロフィール

岩﨑 陽子

 

2002年 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)

専門はフランス美学、香道研究、香りの現代アート

「味と匂い研究会」主宰

Perfume Art Project代表 http://perfumeartproject.com

現在 嵯峨美術短期大学 准教授

 

フランスの哲学者M.メルロ=ポンティの身体論から、芸術と身体の美学研究に取り組みはじめる。

近年は特に嗅覚、匂い、アートについて実際に作品制作をするアーティストたちと共に実践研究を重ね、国際的な香りのアートの展覧会の企画、日仏学生交流、国内外での講演など多岐にわたる活動を展開。日本の伝統的芸道である香道にも深い関心をもつ。

最近は特に香りと記憶の結びつきに注目し、高齢者にとってなつかしい匂いを使った快適空間をアート・デザインの力で生み出す研究をフランス、イギリス、スウェーデンの研究者たちと共におこなっている。

 

■主要著作・翻訳

『匂いの哲学―香りたつ美と芸術の世界』、岩﨑陽子監訳、シャンタル・ジャケ著、晃洋書房、2015年

「香りと音楽―「音と匂いの融合」(sonolfactif)芸術の発明―」、岩﨑陽子翻訳、シャンタル・ジャケ著、岡林洋・清瀬みさを編著『カルチャーミックスⅡ「文化交換」の美学応用編』、晃洋書房、10-30頁、2018年

L’Art olfactif contemporain,(シャンタル・ジャケ監修 共著『現代の嗅覚アート』), Classiques Garnier, 2015.

「香道秘伝書―室町時代に花ひらいた類なき香りの芸道」、岩﨑陽子、共著『芸術理論古典文献アンソロジー 東洋篇』、藝術学舎、313-320頁2014年

「なつかしい「匂い」を用いたアートによる感情変化および記憶想起の検討」、杉原百合子・岩﨑陽子その他共著、AROMA RESEARCH 報文74号、155‐161頁、2018年5月28日